こんにちは。
占い　喫茶チャオです。

雨が大阪市浪速区に近付いております。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。



さて、今月は前回の不思議な体験に引き続き

私の周りで発生した出来事を

こちらに綴っていきたいと考えます。



今、私は喫茶チャオという喫茶店を

営業させていただいておりますが、

学生時代はBと言う名前の喫茶店に

よく通っておりました。



ある日、そのお店のカウンターで

そこのマスターと怖い話をしておりました。

そうすると、隣に居た自分と同じ学校のS君という

男子学生（彼とは結果この後友人となりました）が

「僕の後輩が不思議な体験をしたんだよ」

と話してくれました。





その後輩はS君が所属する格闘技系の部活の

寡黙で真面目な学生でした。

その彼は部活以外にも草野球のサークルに所属して

学生生活を謳歌しておりました。

ある日、後輩が草野球の練習を終えた後、

野球談義に花が咲き

野球サークルの先輩の家でお酒を飲みながら

他の友人と一緒に楽しく過ごしていたそうです。

しかし、お酒を飲んでいたこともあり、その先輩は

「今日は酒も飲んでるし、ゆっくり泊まって行けよ」

と進めたので、その後輩と友人は

野球サークルの先輩の家に泊まったそうです。

その夜、良い気分で寝ていた際に、先輩が

「おいっ！おいっ！」

と後輩に切羽詰まった声で呼びかけたそうです。

「ええか、今から絶対に目を開けたり、声を出したらあかんぞ」

と。

その後輩の友人は

「いやいや、何を怖いことを」

と言いかけると

「ほんまにあかんぞ。死にたいんか。わかったら絶対声出すな」

と半ば脅迫するかのように

声を押し殺しながら制したとのことでした。

先輩を見ると先輩はベッドの中で少しも動かず

じっとしていたので、

どうやら彼が何か行動をする訳ではないことを

確認した途端、突然



ドドドドドドン！　ドンドン！　

ガガガガガン！　ガンガン！　

ダン！　ダダン！　ダン！



と、先輩の家の玄関のドアを叩く音や、

隣の部屋の壁を叩く音、

そして上の部屋から誰かが足踏みをする音が

鳴り響いたそうです。

そのあと、しばらくして



「チッ！」



という舌打ちの音が聞こえたとのことでした。



彼はそのままあまりの恐怖に半ば気絶する形で眠ってしまったらしく、

次の日、後輩と友人は先輩が寝ていたこともあり

静かに先輩のアパートを後にし、学校へ行きました。

再度夢かと思いその友人に昨晩の出来事を確認すると、

やはり同じ体験をしていた様です。

そのことを、後日野球サークルの先輩に確認すると

一切覚えていなかったとのことでした。



一通り、S君の話が終わり、

この行きつけの喫茶店の付近には

その様な不思議なアパートや家がたくさん有る様で、

私の友人からもその様な話をよく聞くことをマスターと

S君と話しました。



そしてS君、後輩のサークルの先輩のアパートって

何処にあるのかと聞くと、このお店の前の坂を下って

しばらくするとあるとのことでした。

アパート名は

Mという名前だと。



ほう・・・。

私の住むアパートもMという名前だがまあ色んな人が住んでるからなあ…。

と思っていますと



「その先輩の名前はK（私の苗字）いうんだって」



と言われました。



「その後輩、Wという草野球チームにいるよね。」

「その後輩の名前はAで、友人の名はY」

「その人、101号室に住んでるよね」

と私が言うと

「何で分かるの？もしかして何かが見える人なの？」

「何で知ってるの！？そこの隣に自分の先輩住んでたから

そのアパートよく知ってるんだよ」



「僕の名前はKって言うて、僕そこの101号室に住んでるねん」



事実は小説より奇なり

と申しますが、まさか自分の部屋で起きたことを

他の人から聞くとは夢にも思っておりませんでした。

AとYは私の家に泊まったことはありますが、

そんなことが有ったことなど自分の記憶に全くありません。



その時

私は何を感じて

また何を思って

何を見て

彼らに警告をしたのでしょうか…。



さて、今週は猛暑に加えて

台風がやって来ます。

また、思いもよらないライフワークにおける障害なども

発生いたしております。

どうか皆様方、

お身体をご自愛なさられ、

日々を無事、健康に生きられることを

心より願っております。

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